浜松市議会議員・辻󠄀村きみこの会報誌「辻󠄀村きみこの活動報告」第2号(2024年春発行)の内容をご紹介します。2023年11月定例会で議員として初めての一般質問に立ち、交通事故対策、防災まちづくり、スポーツの振興、デジタルを活用した市政情報の発信などを取り上げました。
この号のポイント
- 2023年11月定例会で、初めての一般質問に登壇
- AIによる交通事故の危険箇所予測の結果と今後の展開を質問
- 九領川の河川工事の進捗と上流域の浸水対策、防災井戸・手押しポンプへの助成を質問
- 四ツ池公園陸上競技場の整備と、市公式LINEのチャットボット活用を質問
- 部活動の地域移行、外国人生徒への日本語指導、新3区体制などについても質疑
ごあいさつ
2024年は能登半島地震という辛いニュースから始まりました。今も不安な生活を送られている方々が、一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。
浜松市でも、南海トラフ地震に備えた地震対策や、豪雨災害への防災・減災対策の強化に力を入れて取り組まなければなりません。また2024年1月から新3区がスタートし、柔軟で効率的な市政運営が可能になりました。市民の誰もがウェルビーイング(心身ともに幸せな状態)を感じられるまちを目指し、人と人とのつながりを大切に、これからも皆様に寄り添った活動をしてまいります。
初めての一般質問(2023年11月定例会)
市議会11月定例会で、初めての一般質問に立ちました。多くの地域の皆様に傍聴にお越しいただき、ありがとうございました。主な質問と市の答弁の要旨は次のとおりです。質疑の様子は浜松市議会のインターネット中継でご覧いただけます。
交通事故対策:AIによる危険箇所の予測
質問
「交通事故14年間ワーストワン」からの脱出を目指す浜松市では、事故防止のためにさまざまな取り組みをしています。全国でも行政による事例が極めて少ない新たな取り組みとして「交通事故AI分析」を実施していますが、その結果と今後の展開を伺いました。
市の答弁(要旨)
令和4年度から進めているAIを活用した危険箇所の予測事業では、交通事故の「事故データ」や「道路構造」「交通状況」「周辺環境」などをAIで分析し、事故危険度の高い危険予測箇所を抽出しています。これをオープンデータ化するとともに、可視化マップを市のホームページで公開しています。危険箇所の事故防止対策を進めるとともに、AIモデルのさらなる活用も検討します。
防災まちづくり:九領川の河川整備と浸水対策、防災井戸
質問
気候変動に伴い豪雨災害が頻発化・激甚化するなか、河川の整備を加速させるとともに、水災害のリスクを踏まえた防災まちづくりを進めることが重要です。九領川の河川工事の進捗状況と、九領川上流域での浸水対策を伺いました。あわせて、市の防災計画における防災井戸の位置づけと、手押しポンプの設置に対する助成の考えを伺いました。
市の答弁(要旨)
九領川本川の改修は、現在、乗越橋左岸橋台の工事を進めています。防災・減災・国土強靱化のための5か年加速化対策の予算などを最大限に活用し、事業の前倒しを図ります。九領川上流部では、静岡県企業局 神原浄水場の敷地に雨水貯留施設を設置することを検討しており、用地提供についての協議を始めたところです。浸水被害の軽減に取り組みます。また、防災井戸の登録をホームページで呼びかけており、手押しポンプの助成は自主防災隊資材等補助メニューへの追加を検討します。
※関連して、会報誌 第4号では、神原浄水場内に「神原排水路調整池」が完成したことをご報告しています。
スポーツの振興:四ツ池公園陸上競技場の整備
質問
気候に恵まれた浜松市では幅広い種目のスポーツが盛んで、スポーツ振興を通じた地域の活性化が重要です。陸上競技が盛んな地域でもあり、四ツ池公園陸上競技場の利用者も年々増えています。整備方針に基づいて検討が進むなか、観客と選手が一体になって楽しめる施設を含めた四ツ池公園陸上競技場の整備について、中野市長に伺いました。
市の答弁(要旨)
健康志向の方から競技アスリートまで陸上競技の人口は幅広く、学校や企業などによる育成にも力が入れられています。今後の施設の検討にあたっては、スポーツを「する」選手の視点に加え、「みる」側、さらに「ささえる」側の視点も取り入れ、市民に幅広く親しまれるスポーツ拠点となるよう検討していきます。
デジタルを活用した市政情報の発信:市公式LINEのチャットボット
質問
デジタル化は市民生活の利便性を高め、業務を効率化するとともに、市民一人ひとりの状況に応じたきめ細かいサービスを低コストで提供できます。市公式LINEにあるチャットボット機能の活用状況・利用状況と、市政運営への反映について伺いました。
市の答弁(要旨)
2020年度から、特に問い合わせの多い14分野の手続きに自動で応答するチャットボット機能を市公式LINEに導入し、現在およそ42万人に利用されています。道路損傷箇所の通報サービスでは通報件数が増えており、時間や曜日に関係なく受け付けられることや、市民から送られる現場の写真・位置情報によって、業務の効率化につながっています。
そのほかの質疑
- 部活動の地域移行に向けて、新設されるスポーツ担当と学校教育部が連携して課題に取り組むべきではないか
- 浜松市には80を超える国と地域から約2万8千人の外国人市民が暮らしている。中学生の年齢で初めて日本の学校に通う外国人生徒のための「初期日本語指導拠点校」を増やす考えはないか
- 行政区の再編で新3区体制が始まるなか、これまで西区で進めてきたまちづくりで培われた地域のアイデンティティを、今後どう引き継いでいくのか
- 西区独自の取り組み「わたしの減災プロジェクト2023」の総括について
議員活動・地元の活動
神久呂小学校の新校舎の完成、期成同盟会の要望活動、会派の勉強会、新設された医療センターの視察、「えこはま」でのごみ減量の推進、スポーツ推進委員としての活動、子どもの居場所づくり(西山会館)などに取り組みました。
よくある質問
辻󠄀村きみこ議員の初めての一般質問はいつ、どのようなテーマでしたか?
2023年11月の浜松市議会定例会です。AIを活用した交通事故の危険箇所予測、九領川の河川整備と浸水対策・防災井戸、四ツ池公園陸上競技場の整備、市公式LINEのチャットボット活用などを取り上げました。
浜松市が公表している交通事故の危険予測箇所はどこで確認できますか?
2023年11月定例会の答弁によると、AIで分析・抽出した事故危険度の高い箇所はオープンデータ化され、可視化マップが浜松市のホームページで公開されています。
九領川の浸水対策はどのように進められていますか?
2023年11月定例会の答弁では、九領川本川は乗越橋左岸橋台の工事を進めており、国の5か年加速化対策予算などを活用して事業の前倒しを図るとしています。上流部では静岡県企業局 神原浄水場の敷地に雨水貯留施設を設置することを検討し、用地提供の協議を始めたとの答弁でした。
日々の活動はInstagram(@tuzikimi)でも発信しています。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
